The Fallen Idol.(3)/生田 稔
The Fallen idol
アメリカ大統領戦が終わると、この稿を改めて書こうと思っていた。アメリカ大統領はアメリカの良い意味での大国を代表する偶像ではないであろうか。偶像は永続しない、いつかは落ちる。でもそれまで善政を行えば、歴史にもその例はたくさんあるように、名は残る。しかし今回は、我が国日本の衆議院選挙が行われようとしている。自民党がその政
権持続が危ないと言われている。都議選などの数値をもってそう考えるのも当然である。
でも此処で国民はもう一度、立ち止まって考えてみるべきではなかろうか。小泉首相の時国民は大きな支持を与えた。彼はよく民主政治の可能性を確かにした首相であったの
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