酸性雨ソーダ/KETIPA
 
と繊維質な
むずがゆいほど私をくすぐる音


 やめて りずむは
       やめて

りずむは

わたしのリョウアシはエダのようになってしまっただろうか

  やめて
           ……




わからないことがわかるようになってからというものの

 何のうたがいももてない夢しか見ない
りんかくがはっきりしていて
それは それはもう


だから雨が  雨に私は
なったというのに
なんというていたらく
 まちがえることを間違えていた。


よくみるとぼつぼつ穴のあいている天井は、かつての心のよりどころにそっくりでしかなかった。

 ……
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