夏を戻る/K.SATO
 

誰も来ぬ道へたっても止まってる歩いた風の走った自分を


球場は斜めの光開始せず寝ころんだ床の行かずに死んだ


革命的この歌い手のふりはせずネック押さえて壊した夢を


尾崎豊を林の中座りつくしたハッカの枝葉僕は来ず


俺のいる世界に俺はいぬ俺はインターネットに俺だ叫んだ


誰もいる道の上には葉をつむぎ僕の心の何もいないよ


言葉へと自分の心は追いかけた木の葉の数へ指折り数える


石の数を青に赤に数えてる道の上にと誰かの心が
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