詩と詩論(3)/生田 稔
 
詩と詩論(3)

 また詩について書こうと思う。昨日妻と妻の友人の女性と3人で会食をした。料理に舌鼓を打った後、我が家に立ち寄ってもらってお茶を飲んでもらった。その時の会話にふと私は落胆を覚えた。妻の友人は言う、「世界は悪魔的になってゆくのではないかと思う」この発言を聞くのは初めてではない。私たちは聖書を学んでいる。世界には700万人の志を同じくする仲間がいる。ハルマゲドンという言葉が私たちの、教会の機関誌にたびたび登場する。世界滅亡を表す大戦争のあるいは大艱難が来ることに関連があると教会は言う。
 その理由は沢山聖書から裏付けてあるのだけれども、私が調べた聖書の内容にはハルマゲドンとは信仰
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