来るのは言葉/番田 
 
僕は死んでいる
肯定しながら生まれてしまう
魔法に 人は存在しない
人は そして 僕の他人で


僕は そして ぼんやりと捨て去られた
他人だろう そして
僕の闇に知らないけれど
勝ったのだ 時代というものに


生きている 起きている
遊びとは 人から
感じさせられたものだけど 人は新しく
覚えていない自分を闇に忘れているから


人に でも
晴れた 間違がわれた 人は傘たちに
会いたいのだ 捨てたことから
僕とはそして部屋の人形であって


だけど流れているこの壁の
見させられた 夜の乗客が 街を
死んでいるのだろう そして 向こうに
詩もやってくるのである
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