夏ノ朝ノ一時/
酸素の枷
見入ってしまいました
特に、指を
何処かに連れて行かれるんじゃないかという気持ちが沸き
何かメッセージを伝えているんじゃないという気持ちが沸き
触れたい
その指で触ってもらいたい
そんな気持ちが沸き起こる
と
動いていた指がとまる
模型のように静止した指は
果たして数を数えていたのか
不自然で曖昧そこに法則なんて物は無い
「分からないわ・・・
あなたとこれで何回目の出会いかなんて」
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