夏ノ朝ノ一時/酸素の枷
 
見入ってしまいました

特に、指を

何処かに連れて行かれるんじゃないかという気持ちが沸き
何かメッセージを伝えているんじゃないという気持ちが沸き

触れたい
その指で触ってもらいたい
そんな気持ちが沸き起こる



動いていた指がとまる
模型のように静止した指は
果たして数を数えていたのか

不自然で曖昧そこに法則なんて物は無い

「分からないわ・・・
 あなたとこれで何回目の出会いかなんて」


戻る   Point(1)