夜のコンビニの屋上から/番田
誰もいなかった 部屋
ひとつの光もなく
太陽があって 朝も
しぶき そのいくつもの思い
*
噴水が上がる景色を 見て
デパートは 向かい 室内から
草花は眠りに 歩いていく
花の花瓶はそこには なく
コンビニの屋上
人が好きな 手触りかもしれない
風のいくつもの音楽に 知った 人に
闇を枕に そして目を波に
光は遠くなのだろう 誰かに
いくつもの人形が 見られていた
感覚は 口に溶け
祈り続けさせられるだけ 花は
*
一色ではなく 赤青黄色でもなく
甲羅がそこに立っていた
池があって だけど
考えに 実に 淡々と
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