夜のコンビニの屋上から/番田 
 
誰もいなかった 部屋
ひとつの光もなく
太陽があって 朝も
しぶき そのいくつもの思い



噴水が上がる景色を 見て
デパートは 向かい 室内から
草花は眠りに 歩いていく
花の花瓶はそこには なく

コンビニの屋上
人が好きな 手触りかもしれない
風のいくつもの音楽に 知った 人に
闇を枕に そして目を波に

光は遠くなのだろう 誰かに
いくつもの人形が 見られていた
感覚は 口に溶け
祈り続けさせられるだけ 花は



一色ではなく 赤青黄色でもなく
甲羅がそこに立っていた
池があって だけど
考えに 実に 淡々と
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