触発したところで/
愛の嗚咽
触れないでください
おかしいと言われても平気だった
愛されなくても生きてきた
ひとりでいる楽しさをなぜか見つけた
悲しい人だと慰められた
だから、その高い鼻を蹴った
馬鹿にしないで
大きな声で言った
私の悲しみに触れないでください
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