詩を書く/
番田
忘れて見える名前も知らない
並んでいるようにも
どこまでもインクの並んでいくノートに
日差しが天井に降り注いでいる
スライドがあった
整然と絵にしてみたいと
ぼんやり僕は色あせて
今日に書こうと
言葉があって美しい季節の
誰かの写真を眺めている
スターを手に横になる
片割れのようでありそれも
疲れて並んだ詩をベッドに
知らない言葉だけが思った
取るように窓の外に
詩を並べ立てる
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