健康について(1)/生田 稔
もう滅びは信じても無駄だから明るい繁栄の未来に目を向けようではないか。滅びを人に知らせるより、滅びというようなことを人に教えると、その滅びを促進しようというような団体が出るかもしれない。全く危険である。甘い楽な救いは聖典には載せられてはいない。ビッグマネーやハイポストが健康や幸福を生むとは決して言えない。爆弾で相手を滅ぼすこともある程度にしなけば、きっとその跳ね返りが来ることは歴史が教えている。
第一次・第二次世界戦争は平和に向かうための解体作業ではなかったか。既存のアンシャンレジームが崩れて新しいものが続々と生まれた、日本にいる私は第二次世界大戦の勃発頃物心がついた世代である、戦争には私は参戦せず、戦争は終わり平和日本の幸福をこれまで享受してきた。今私はとっても健康である、病気にはなったが、17歳から自分の改革を志し、74歳の今、病気も克服し健全なる精神についてもいいちおうの段階に到達した。だからその健康と精神の豊かさにつき、これから説こうと思う。
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