詩を書く/
番田
僕は見ていて眠り続ける
やってくる何かを僕は
何もないまま求めながら僕の
僕は風みたいで
それは僕には風だ
誰もいないままその
誰もいない眠気がそこに
ある僕を静まっている
*
この書き続ける体中が
ここに詩を書くことに
ここから逃げることに思ったのだろう
僕だけの言葉を だけど壊れた
何も奥からたやすくはないが
たやすいと僕は探し続ける
僕はだけど何の苦しみか
何も知らないけれど
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