詩を書こう/番田 
 


詩を書こう
くだらないやつを僕は
少しいた おもしろいと言う人は
おもしろくないという人は無でもない

誰もいないけれど
僕はこうして生きているんだと思った無の
僕は生きているのかもしれないけれど
誰かに 生かされているわけではない

どうにか山だ
狸もいるぞ!
僕はいない
君もいない

そんな風にして歩く月曜日の朝
立ちこめられた 薄気味悪い霧に
自分の足を信じたのかもしれない僕は
風みたいだと思わないし思うのは違う それで



曲なのか
僕は知らない
マイナーにて
この曲を

歩いているのは犬だ
他人の他人は自分ではない
街のなかを歩いていく 楽しくもなく知らない
君みたいだ なにもしたくはないけれどなにかをせず

なにもしたくはないけれどなにかをしたい僕
僕の詩が面白くないという人のいる
元気だろう僕は
太陽のように僕は元気だ


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