詩を書こう/番田
詩を書こう
くだらないやつを僕は
少しいた おもしろいと言う人は
おもしろくないという人は無でもない
誰もいないけれど
僕はこうして生きているんだと思った無の
僕は生きているのかもしれないけれど
誰かに 生かされているわけではない
どうにか山だ
狸もいるぞ!
僕はいない
君もいない
そんな風にして歩く月曜日の朝
立ちこめられた 薄気味悪い霧に
自分の足を信じたのかもしれない僕は
風みたいだと思わないし思うのは違う それで
*
曲なのか
僕は知らない
マイナーにて
この曲を
歩いているのは犬だ
他人の他人は自分ではない
街のなかを歩いていく 楽しくもなく知らない
君みたいだ なにもしたくはないけれどなにかをせず
なにもしたくはないけれどなにかをしたい僕
僕の詩が面白くないという人のいる
元気だろう僕は
太陽のように僕は元気だ
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