夜毎/
フクスケ
夜毎 夢の中で
入れ替わるようになったのが
いつからだったか
もう 思い出せない
入れ替わるたびに
たわいない一言を
隠すように
紛れ込ませる
見つけてほしいけど
永遠の秘密みたいに
見つからなくとも
いいのだった
微かな体温の余韻が
闇の比重を
わずかに重くする
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