車窓/
番田
疲れていると
苦悩もなく何か
それだけになっていくようだ どこか
内を見る車窓に ぼんやりと
行くわけでもない 自分の
楽しまされた
体の流れ出されている
景色の
きらめいていく色に
告げさせられて
僕は それを見ていた 首筋に
そして 別れた何かを自分に感じた
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