1/4/小太郎
 
僕のクリスマス気分はもうとっくに始まっている
雪と年末に向かうばたばたとした雰囲気をいつの季節よりも愛し、「今年は去年よりも寒い冬になるでしょう」の一言を楽しみに夏を過ごす
できれば秋も「昨日までの暑さはどこへやら」という女性レポーターの声を期待しているが、残念ながら今年はどうやら「残暑厳しい」らしい

冬のようにただ待つだけで訪れるものは有難い
ただ待つのは楽だし、私がどこで生活していてもそれはやってきてくれる
私はいつか、一歩も動けなくなるかもしれないと考える癖がある
それは癖だから経験の豊富な誰かがその癖を力一杯批判したってどうにかなるものじゃない
空っぽな気分のままでも心地よく生活を続けられるのは、季節の移り変わりがあるから
まぁいつまでも冬のままでいてくれたらどんなに幸せかと思うこともあるけれど
冬で季節を止めようとすると他の季節のままずうっと止まってしまう可能性が出る
それは00から36までの数字を上手に四等分してルーレットを回すようなもの

順序良く四分の一で冬が来るなら文句を言うほどでもない
好きなものを失うわけにはいかないのだ。
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