世界中の誰よりもっと/日雇いくん◆hiyatQ6h0c
彼の身体はなんらかの栄養物質を欲していた。外に出るとなにやら淫媚な視線を強く発する男子のような方々が幾人かいたのでマジシカトして伊勢丹方面を進んだが、適当な食堂が見当たらなかったので結局吉野家に入った。彼は大盛ねぎだくを注文すると数秒で平らげまた同じものを注文した。また数秒で平らげると同じものを注文した。また数秒で平らげると同じものを注文した。また数秒で平らげると同じものを注文した。また数秒で平らげると同じものを注文した。また数秒で平らげると同じものを注文した。さすがに6杯も平らげるとこれはいっそのこと食べ放題にでも行った方が得だしいろんなものが食べられるしそっちの方がよかったかなどということを一
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