紙飛行機/
番田
白い すてきな草花に
歩いていくところまで公園の花か
何かが あればいいのに
眠りをのばしていた葉は
一人の 太陽に
なくなってしまえと 幸福の
根もなく いると
外に願いながら
どうにか あることをと茎に
私は 紙飛行機みたいだった
眠る ない手に乗せて
飛ぶことを 時間へ
そして過ぎた 垣根を
遠くへとどこか
放った お金でも
つのっていく 寂しさを
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