ひかり/番田 
 
光は 音を駆け抜けていった
目なのだろうか
しくしく吹いているのだと一つの
思わされていたその中に

やりかたにいる 人
時に街を忘れた
歩けば知ることができた
人に立たされていて

君だったのだ 何もなかった
光は 全体の涼しい流れだ
舌を巻かされた体の
雲へ涼しくときに 指にさせ

氷で失っていた
何だったのだと耳で
体に忘れられ
街をいけば得させられていく
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