河原2/
番田
会えるかしれないと目指した河原を
どこへそこを
行ってしまうのかとサングラスを
眺めていたような 何の匂いもしない
外された上を泳いでいる
この世界を歩み
魚たちを描いた青い水が
続いていく誰かの中に
流れていくものなのだと腹と
あるものを照らして見つめ
合わせた手にも
ただよいながら会うことのない河原に
自分を歩んだ
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