Agora e seu tempo./瑠王
 
人々は 互いの浅瀬に足を浸して

塩の水を汲み取っている

此処では誰もが 孤高で

ありながら共存している

互いの森で 迷いながら



不意に君は森を抜けて 一面の草地に出る

まず何が 君の目に飛び込んでくるだろう

そして何をおもうだろう

君の導火線が そわそわと火を求めだす

すると 君は戸惑うだろうけど

悟らなくていい

満たされなくても

渇きは潤って 潤いは乾くものだから

ただそのまま おもったとおりの顔をすればいい



然(さ)る熱が 冷えた足を慰撫する

数字の風車(かざぐるま)は消え

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