わたしはつよい/
sakura.k
かつて
じくじくと赤みを晒して
生々しくも痛々しく負った傷が
見事なまでに肉に覆われて
今は消えた
永劫
治ることなどないと思っていたけれど
その確信すら消えて流れた
そうして今の私が
懐かしく笑う
逞しさで逞しさを
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