液体出ちゃう/うめぜき
なんて不思議
溶けちゃうみたいよ
頭のさきっぽから変な液体出てないかな?
浮かれてる?
そうさそりゃ浮かれてるのさ
あの娘と手を握ったよ
お日様がむんむんと
受け入れ難いフェロモンを出しまくっている
避けて日陰に君を誘えば
言葉だって少なくなるさ
頬に手を差し伸べて
なんて不思議
シビレちまうよ
頭のさきっぽから変な気体出てないかな?
指先だって震えて
ありゃいつのまにか空に浮いてて
あの娘が笑った
草木も眠らない丑みつ時
世界が鼓動 速めてるよ
瞼の裏に浮かぶのは
甘く漂う君の
よいんよいんよいんよいん
縛られたみたいに
あぁ
頭のさきっぽがシビれちまう
イカレちまう
苦しいのさ狂おしいのさ
叫ぶ
叫ぶよ
世界覗く窓辺から
君を好きだと叫ぶよ
なんて不思議
あぁもうどうでもいいよ
頭のさきっぽからへんな期待出てないかな?
もう瞼なんて開けてなんかいられないよ
君の体取り巻く甘い
ことばよいんこどうまほう
せかいわたしわたし
まほう
戻る 編 削 Point(2)