灰に埋もれた日常のスケッチ/熊野とろろ
で述べられる以外の
多くの失った時への思念
インストールのリズムに乗って
抜き差しならないあの感覚は
ひょっとして爆発なのでしょうか
当てつけに伝導させる
屍がこのアパートの二階くらいの高さ
子どもたちがシャボン玉を見上げるように
絶えず不意でした
時空を超えて垣間見た
混濁する私の古い友人たちにとっても
邪魔くさくナンセンスであるのだが
それはあなたの影でした
何かを探すわけでもなく
空を見つめていたのは
あなたの策略だったのでしょうか
考えているとどうしても
無駄にしか思えないその空間に
未来の言葉をねじ込んで
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