20個/m-rod
ことは 日が暮れたってしない
そのかわり 夜が明けても消えない
誰も見ていないからと 好きなことを書いて
そのくせ万が一と 毎日欠かさなくて
伝わらないと失望する そんなことの繰り返し
言い辛いわがままは 語尾をすぼめて苦笑い
その癖 そんなことすら夢に出てきた
たぶん一周目 何も繰り返してなくて
僕はオリジナルでも ひとつだけのものでもない
19と20 大人と子供に差が無いように
何が良くて悪いかは 速度計のように頼りない
お金を払えば済むのなら そこにいようと思う
「何が要る?」 そう聞いても首を振る
一緒に行けない事が 分かってたから
要らないと思うけど いけないと思うけど
精一杯磨いたそれを 僕は君に渡した
君のいけないところは 僕にも行けない所
そして、行かなくていいところ
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