ユメッセージ/終
眠くなくても朝おきるのが億劫で、冷房が効きスギル熱を膨らませた電車にゆらゆら水面がマドロンデいるのを見下ろす。
最後によんだ夢メッセージ。
件名『さようなら』
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最後だから、会わなくていいよね。
さようなら、元気で♪
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音符マークまで使って楽しそうに流れて来たメッセージを見ながら、夢だったらいいのに?
と、夢をみている。
地下鉄にはいるときにためらう電車には、うんざりもしたりするけど。
日曜日に公園の噴水が煌めいて亀が散歩したり、ロップイヤーがドッグカフェで人参食べたり、各駅に必ずといったらいいほどの24時間スーパーあったり。
暮らすジツカンはある。
本当は、言わなくちゃいけない。
『さようなら』をずっと隠してきたから、君からメッセージが飛んできたんだ。
リアルには、もらえることのない返信。
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