まるくないから/吉岡ペペロ
 
まるくないから磨くのに

まるくないから悲しんで

磨かなければ磨かれない

あたりまえのことだから

ぼくは血肉で受け入れる


真夏日の夜風なびいてる

お店のひかりが道てらす

かなしみほどけて溶けて

みんなが優しい顔してる


まるくないから磨くのに

まるくないから悲しんで

磨かなければ磨かれない

あたりまえのことだから

ぼくは血肉で受け入れる
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