桐ヶ谷忍さんの「こころの病についての雑感」を読んで/巴 -t7239-
に対する考え方の確執が在って、友達とすれ違い同じ病気なのに自分を理解してもらえなくて今も悩んで葛藤して、それで思い出したのが以前 読ませていただいたこの作品で、改めて読んで懐かしいような優しさに触れるような気分にさせてくれるから喪失感が少し和らぐ、そんなところです。
事の発端はうつ病仲間の『うつを理由にしない』と言う流行にあたしが乗り損ねたと言うか、乗れなかったのが原因でしょうか。何故だか知らないけどいつの間にか仲間内で『うつ病は格好悪い』って風潮になってて、あたしはあたしなりに客観的に好不調の波の底辺に居るなぁと思いそのまま淡々と日記に記録し続けてたのだけど、それがどうにも皆が気に入らなかった
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