半分/
風音
わたし
脳が絶え間なく
考え続けてる
こころがたゆまず
感じ続けてる
止めるすべはない
青空
雲がゆるやかに
ゆるやかに
風に流されてゆく
風
だから、
次の風を捕まえて
立とう
見えない影を
踏みしめながら
照りつける日差しに
まばたきしながら
日影の半分から抜け出して
日差し注ぐ半分へ
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