六月の乞食/モリマサ公
 
べつべつの生き物として存在してて
だから白目で時間にゆられていくことに慣れつつある
現在が破壊されていく今という瞬間のうえで
拡散していく皮膚をひきずり歩きながら
お前らこれが事実だとおもうなよ
みたいなことをブログとかにメモり
数歩先にあるコトバをローマ字入力することで
過去を確認

お前らこれが事実だとおもうなよ

と自分にいいきかせてる乞食の臭いがすれちがうガード下に充満する





 
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