(子どもが書いたお話です。題名はないそうです。)/ふるる
 
 むかしむかしと言っても、きのうのきのうくらいカマキリ一家が仲よく草むらの中でくらしていました。今日も父さんカマキリがかりにでかけていきます。「いってらっしゃい。」と母さんカマキリ「いってらっちゃーい。」と赤ちゃんカマキリの兄弟。
 父さんカマキリが歩いていると小さな赤くておいしそうな木の実があったのでひろってカマキリじるしのマイバックに入れました。どんどん歩いていくと田につきました。ちょっと一休みして水をくもうとした時、目の前に害虫のイナゴがあらわれ父さんカマキリは、まよわず自まんのカマでつかまえました。イナゴをかかえてまた、歩きはじめました。すると友達のハチとで会いました。父さんカマキリは、
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