きたない感情/
がん
君が降ってきそうな夜を蹴とばした
今日の朝はなんとなく気だるくて、昼前まで寝てた
昼前になったら母さんがうだうだ言うから家を出た
家の外は空気が湿ってて雨降りの予感がした
僕は電車に揺られて東へ、僕は君から逃げた
逃げついた先からは海が見えた
悲しそうな色をしてた
君のように感じた
僕は君の顔が見たくなって、どうしようもないけど
君はもうずっと東の方へ行ってしまった
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