続・素顔同盟/
不可思議/wonderboy
い表情で
あった。
が、しかし俺は同時にこの女を見ていると心が休まる自分がいることに気付いた。
それどころか俺はこの女に惹かれているような気さえする。
今ならこの女に挨拶してやってもいい気がして挨拶をすると
シカトされた。
だが女は少し微笑んでいるように見えた。
エレベーターのドアが開く直前に
「ねえ、あなたは素質があると思うわ」
と女は言った。
「素顔同盟に入らない?」
注)冒頭 すやまたけし『素顔同盟』から一部引用
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