グルル/三奈
天地がひっくり変えるような出来事があった日も
バケツをひっくり返したように、とことん泣いた日も
小さな箱に閉じ込めてあった痛みが、
心を深紅に染めた日も
手首から血が流れた日も
ふざけて屋上に立ってみた日も
遺書を書いた日も
お腹がすけば、私のお腹はグルルとなって
喉が乾けば、私の右手は知らず知らずのうちに水を求める
無意識のうちに呼吸していて
コンビニに寄って水を買って
知らず知らずのうちに
私はまた、生を選ぶんだ
折れそうで折れない心
結局の所
生>死
そして今日も
お腹がすけば、私のお腹はグルルとなって
喉が乾けば、私の右手は知らず知らずのうちに水を求める
今日の私も
生>死
眩しすぎる太陽の下
下を向かずに歩いてる
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