D.E/
流希-Яuki-
目の前に現れた悲劇
喜劇と逆の涙が零れて消えない
早く夜から抜け出さして
傷ついたままでいいから眠らした
奪われ続ける旋律から抜け出せないままで
崩れかけの道と階段
羽の無い屋根が沈むように覆いかぶさって
奪われるだけの自分の硝子
人目のつかない場所に居場所を置いて
昨日の自分より儚く奪われていく
立ち止まったままで
塞がれたままで
戻る
編
削
Point
(0)