現実/
戒途
昼間のような明かりが漏れる
こんな時間でも隣の芝生はやっぱり青い
手を伸ばしても全然足りず
「ないものねだり」と一蹴される
世間は俺を異端と罵る
俺は世界の端を行く
もう石を投げないでくれ
夢はもう見ないから
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