無言/
巧
いつか本当の
「もうやめて」
が聴けると思って
何度も何度も
手首を滑った
白くて赤い線
やっとで
気づいた
本当の孤独
それは
孤高に独歩せねば
ということ
批判も
賞賛も
共感も
サヨウナラ
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