日常より非日常を/こめ
ふいに春風が吹き
桜ふかれそして舞い
その花びらに巻かれ
いつしか春は過ぎてゆく
大人になったら分かると思っていた
自分の存在は今もわからないまま
残酷なように秒針は止まることを
許すことがなかった
時を喰らうものを探しては
また同じ場所に立っていた
分かりきっていることだが
僕らはいつか死と言う最終進化をとげるときがくる
それは裏技やバグなどではとうてい
それを否定することができるはずがなかった
いつしか勇者や戦士
魔法使いやガンマンなどといったものは
ファンタジーというジャンルに分けられ
現実
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