死の花・言説アドレサンス/ホロウ・シカエルボク
 
世で絶対と呼ばれうるのは、非情なるもの、それだけなのさ
飴玉をなめるように眼球を転がせ、舌の上で…


真実は快楽だ、俺はそのために生き続けてきた
非情なるものの確かさが放つ甘美な汁を、アドレサンスの陰茎で余すところなく受け止めるのだ、おお、放出、放出、放出…!快楽に名前をつけろ、快楽にお前だけの名前、お前だけが求められるものを、お前だけの呼び方で読んでやれ、呪いの成就、呪いの成就、俺の魂の精通、本当だ、ここにあった…


俺の脳天から、目玉から、すべてを埋め尽くすほどに吐き出されたあらゆるもの、死の花の、声なき世界の至極もっともな美しさの、ああ、散れ!散れ!散れ!散れ!!!!俺の舌先だけはお前に受け止めていてほしい



アドレサンス
俺は
生き続けるのだ







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