街と空と喫茶店とお爺さんとコーヒー/こめ
 
にも壊れそうな店のなかで

コーヒーを飲み風情のある街を眺め

軽いジャズが流れる店内で

お爺さんとともにゆっくりとながれる時間を楽しんでいた

もしこの街がまた過去の様な姿に戻るのならば

と毎日いやしない神にねがんでいた

この街はいったいどこにゆくのだろうか

考えても結局わからなかった

ただ僕はこの街とこの空と喫茶店とお爺さんとコーヒーさえあれば

あとは何もいらなかった


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