ぬっくりぬくぬく☆/AKiHiCo
 
独りは寂しいからね
誰かに頼まれた訳じゃないけど
何となく何となくね

傍に居たくなったの
言葉は野暮だし必要ないね
独りの冷たさ二人の温かさ
これだけで満たされるよ

右から左から滑り込んでくるの
それは彼方の優しい心
あるいは彼方の悲しい過去 
どちらも私のものだよ

二人で居ればね
全てが輝く宝石に見えるよ
彼方の爪の上で舞う蝶
真っ白で綺麗
電球は乳白色で優しいから
甘えたくなるの

毎晩後ろから抱き締めてあげる
私の腕をそっと掴んで
離さないでいて

ちょっと彼方の方が背が高い
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