わすれちゃいけない/はちはちよん
 
あなたのひざっこぞうの
上でおどりたい

あなたのジャージの
がざがざにもぐりこみたい

わらってるなら
あたしをたべてよ
その歯のひとつひとつの
感触を覚えとこう


手をつないで
街をてくてく歩くだけで
なんとも
なんとも
しあわせです
あしたもあさっても
あなたが一緒にいる
しんじられない事実を

口づけの前の
深海の沈黙を

やさしく待つ事のいたみを
あたしは
わすれちゃいけない
戻る   Point(4)