わすれちゃいけない/
はちはちよん
あなたのひざっこぞうの
上でおどりたい
あなたのジャージの
がざがざにもぐりこみたい
わらってるなら
あたしをたべてよ
その歯のひとつひとつの
感触を覚えとこう
手をつないで
街をてくてく歩くだけで
なんとも
なんとも
しあわせです
あしたもあさっても
あなたが一緒にいる
しんじられない事実を
口づけの前の
深海の沈黙を
やさしく待つ事のいたみを
あたしは
わすれちゃいけない
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