真夜中はエンド(リプレイズ)/ホロウ・シカエルボク
 

寝床の底に沈むたびに
ああ
想い人の亡骸のような手、手を取って、早く早く
異相の寝床に溺れてしまわないうちに、お前の海にすべてを塞がれてしまわないうちに
ああ
恐れることが出来ない
長いことそれにつきあい過ぎたから
友達のように見とめてしまう
生と死の間の
わけの無い沈澱、そいつが落ち着く、そいつのところに居ることが一番
しっかりと手を取ったら、微笑んでくれ
なにも保証なんて
しなくても
かまわないから











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