ドロヘドロ/こめ
流れるのは黒い陽炎
バスケットゴールにぶち込むのは
ダンク以外に美しき憎しみの断片
キラリひかった一番星に何を祈る
流れ星に願い事をしても
ソレはただ落ちているだけ
神なんて信じるからそうなるんだ
哲学や化学で証明できないものなどないなど
メガネをかけた高学歴の連中はいうけれど
僕はソレを否定する
幾とせ砕ける断片を組み立て
一つのものとする作業をしてきたのだろう
桜が狂い咲く春の温かい陽に
桜吹雪みまみれ舞うのは
深紅のドロドロしたえきたいだった
ドロヘドロを掃き出しそれに
価値を見いだすのはその黒い眼
つねに脈を打ち呼吸をする生命
いったいいつになった
この曲はおわるのだろうか
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