usoppati/しろいろ
 

なにもかもうそっぱちでもひりひりするひふ1ミリの世界がいとしい



プレパラートに君の死骸をとじこめて春のしずかな羽化をみている



透明なマグニチュードが浚う朝 ひとつの骨がひかっていること



ひきしぼった弓は ぱちんとひきちぎれ そうして ちぎれたわたしが ひろって



澄んだ目で肉食の罪を享受するひとりぼっちのティラノサウルス








(長すぎた夢?)こうしゅだいへむかいます(エレベーターの閉[シマル]を連打)


戻る   Point(7)