宵/nm6
都電そりの、道そりの、雨はひと粒、ふたつぶつぶ。見上げて手あげてる、照るよ。やや、よよ、夜道、にて、ぼんにゃりを揺りつぶてる、水をた、ポタ、を、た、とえば一滴とかぞえる、るでしょう。小雨は歯、は。すかすきの隙間から、ら、すくらる空気のそらやかさが、宵、酔いどれにふり、さ。さわかってしまった。まった、く困ったじょ。じょ、上弦か下弦か、加減し、知れないは、半分の月。原付つき、つきあげ、げるぼくら、の、段差ダンサー。さあさあ空気食う、気、らら。きらきらきら。スイスイ吸い水、蒸気上のさらり、ラリルレ幻想。そう発声。あ、発生する、あ。は。あはは、ダンサー。段差こえ、飛び。声と、び。美味、んま、んま。んまあ、ん。まあ。宵、あ。い、うえお、あえい上、を青。い、生きている。
戻る 編 削 Point(7)