狂詩/こめ
 
天国から地獄への階段を下っていく

さっきそこで殺気で満ちていました

拝んださきにいるのは

理想を掲げたぼんくら

重たい鎌をぶら下げて華麗に

現れたの死神さま

満面の笑みを向けて

次の景色は真っ赤な雨

世界は愛で包まればいいのにね

愛があるから殺したいよ

絵画の中で十字架に張り付けられた

ウルトラマンは正義の味方と

子供のころにたたき込まれた偽り

罪にむくい罰を受ける

鈍い音飛び散る破片

いくらなんでもそれじゃかわいそうだよ

泣き叫ぶ声は快楽の完成

僕は見たことはな
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