作品に固有名詞を入れる難しさ(お詫び)/白糸雅樹
 
はできなかった。また、作品のリアリティを高める為には、仮名として使われがちな名前やアルファベットも使いたくなかった。

 そこで、私は、そのモデルになった恋人(といっても、作品中で本当なのは相手好みの料理を作れなかったくだりだけで、あとの部分はすべて創作で、もしも彼がこれを読んだら事実無根の名誉毀損だといって不快になるような内容なのだが。)に似ていない名前、友人知人にも似ていない名前で、いくらかのオリジナリティが得られるような名前を考えて詩を書いた。

 ところが、投稿した後で、その名前とまったく同名の方が、私よりもアクティヴに、このフォーラムで活動しておられることに気づいた。困ったな、と
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