鳥の論理と虫の論理など(2)/Giton
民間人との距離が近ければ近いほど、悩ましさは倍加します。
私自身、中東ではありませんが、この15年ほど外国の民間の運動体に関わってきて、このことを嫌というほど感じました。15年前にいっしょに始めた仲間は、いまは、まったくバラバラですが、それは、「鳥の論理」と「虫の論理」の間のどのへんを選びとるかによって、それぞれの行く道が岐れてしまった結果であろうと思っています。
なお、私自身はといえば、長らく「虫の論理」によって行動してきたのですが、自分の心性と行動の解離が大きくなってしまった時点で、現地との密着した関係からは身を退いて現在に至っています。
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5 (3.23.追記)パレスチ
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