むしろ現代のはらわたとして/
大村 浩一
いよ増すばかりだ。いっぽうで地球環境もワリを食わされている。
このいや増す脅威の中で、一時は停滞していた女性詩が再び復活しようとして
いる。三角みづ紀さんの台頭と最果タヒさんの出現はその象徴と私には思える。
イシダユーリさんもまた、世界と詩表現の両方の危機のなかから立ち上がった
気高い詩人だと私は思う。彼女のパフォーマンスに顔色ひとつ変えず応える今村
知晃さんもまたトンデモナイ、クールガイだ。
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