アルス・コンビナトリア:結合術 (部分)/がらんどう
 
<よくわかるあらすじ>

ピョートル一世の家臣であったマゼッパは、ウクライナのゲトマンである塩屋判官を人知れず殺害し自らその地位についた。彼にはともにピョートルの家臣である田宮コチュベイの娘マリアという妻がいたが、スウェーデン王カール12世の家臣である伊藤喜兵衛の娘・お梅が自分に恋をしていることを知ると、それを受け入れることを契機としてスウェーデンに接触し、ウクライナの独立を条件に裏切りを約束する。コチュベイはそれに気付きピョートルに密告するが、ピョートルはそれを信じずかえってコチュベイを処刑する。するとマリアが邪魔になったマゼッパはマリアに毒を飲ませ殺害しようとする。毒はマリアの命を奪いはし
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